初戦勝利——47歳の挑戦が本当に動き始めた日
城戸アラタです。連載第3回では、チャンピオンを目指す団体での初戦の全記録をお伝えします。
会場は大森のゴールドジム。リミット54kgの計量をパスし、準備運動を始めました。
この日、47歳でチャンピオンを目指すという挑戦が、理想から現実へと変わった瞬間でした。
試合の経過:ゴングが鳴り、戦いが始まる
試合形式:1分30秒×2ラウンド
第1ラウンド:相手のタイプを見極める
第1ラウンドは、しっかりとガードを固め、相手のタイプを冷静に見極めることに集中しました。
相手の特徴:
- 積極的に前に出てくるスタイル
- 開始直後から距離を潰しに来る
- 圧力が強い
- 手数が多い
しかし、私は崩れませんでした。冷静さを保ち、自分のペースで対応することができました。
試合結果:判定勝ち
結果は、判定勝ちでした。
47歳でチャンピオンを目指す道のりの中で、この初戦は「ただの1勝」ではありません。
これは、私の挑戦が本当に始まった証拠です。
リングの上に立ち、レフェリーの「ファイト」の声でスイッチが入った瞬間、すべての逃げ道は消えました。
若さも勢いもありません。だからこそ、このリングに立てたこと自体が、大きな意味を持っています。

勝因の分析:何が勝敗を分けたのか
決定的な要因:ローキックが確実に効いていた
試合後、相手の足を見ると、ダメージがはっきりと残っていました。
客観的な状況:
- 手数は相手の方が多い
- 圧力も相手の方が強い
だからこそ、「確実に効く武器」が勝敗を決めます。
ローキックを丁寧に差し込み、自分のリズムに相手を引き込んでいく——これが、私の戦略でした。
この戦い方は、年齢に関係なく、経験と冷静さが作り出す武器です。
47歳のローキックは軽くありません。積み重ねてきた人生の重みが、そこに表れます。
試合を通じて見えた課題
勝利は嬉しいものですが、課題は明確に見えています。
最大の反省点:もっと自分の距離で戦えたはず
今回の試合で、最も痛感したことがあります。
相手の圧力に対して、「自分の距離作り」が遅れた場面が多かったのです。
具体的な改善ポイント(5つ):
- 詰められた時の足位置
圧力をかけられた際のフットワーク - 距離の作り方
有利な間合いを維持する技術 - 先手のジャブの精度
距離をコントロールするための基本技術 - プレッシャーの受け方
相手の圧力に対する適切な対処 - 冷静さの持続
試合を通じて平常心を保つ能力
これら5つは、今後の必須改善ポイントです。
判定勝ちではありましたが、内容的にはまだ全然仕上がっていません。
本気で「チャンピオン」を獲りにいくなら、もっとクリアに勝たなければなりません。
試合で得た最も大きな収穫
確信:「47歳でも、まだ強くなれる」
正直に言います。
相手の勢いを受けた瞬間、一瞬だけ不安がよぎりました。年齢による限界を、ふと意識してしまったのです。
しかし、実際の試合では:
- 目は見えていた:相手の動きを捉える視力
- 技術が生きていた:練習で積み上げた技が機能
- 冷静に対処できた:パニックにならず判断
- ローはしっかり効いた:武器が確実に機能
- 最後まで自分の思考で戦えた:戦略的な戦い
これは、大人の男性だからこそできる戦い方です。
若さではありません。勢いでもありません。
積み重ねと知性で対峙する戦い方——これが私の武器だと、初戦ではっきりしました。
これは「ただの勝利」ではない
この1勝は、以下のすべての積み重ねの先にある勝利です:
- 破産からの再起
- 人生の複線化(パラレルライフメソッド)
- 生活の全面的な再構築
- 外見の改善
- 身体改革
- 睡眠の質の向上
- 仕事の整理と最適化
すべての要素を整えた結果として、この勝利があります。
47歳の挑戦は、若い頃の「勢い任せの試合」とは根本的に異なります。
人生そのものが、リングに乗っているのです。
次の試合に向けた目標
この勝利に満足する気持ちは、1ミリもありません。ここからが本番です。
次回までの具体的な目標(5つ):
目標①:距離コントロールの改善
有利な間合いを維持し、自分のペースで戦えるようにする。
目標②:ジャブの固定
距離をコントロールするための基本技術を、より確実なものにする。
目標③:圧力に慣れるためのスパーリング強化
相手からの強いプレッシャーに対応できる練習を積む。
目標④:ローキックからの派生技を増やす
効果的だったローキックを起点に、より多様な攻撃パターンを構築する。
目標⑤:最後まで余裕を持った戦い方
試合を通じて冷静さを保ち、戦略的に戦えるようにする。
本日の一言
大人の男性は、一発の強さではなく「積み重ね」で勝つ。
最後に——まだやれる、まだ強くなれる
試合が終わった後、自分の中に確かに感じたものがあります。
「まだやれる。まだ強くなれる。まだ伸びる。」
この確信は、単なる感情ではありません。試合という現実の場で得た、確かな手応えです。
大人の男性の挑戦は、今ここから本当に始まります。
初戦での勝利は、スタート地点です。ここから、さらに技術を磨き、課題を克服し、より高いレベルへと進んでいきます。
城戸アラタこの勝利を通じて、47歳でも本気で戦えることが証明されました。しかし、これで満足するつもりはありません。課題は明確です。次の試合では、より完成度の高い戦いをお見せできるよう、引き続き精進していきます。
城戸アラタ
Parallel Life Method


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