「年齢を理由に体が変わらない」というのは言い訳です。
40代・50代でも、やり方さえ間違えなければ身体は確実に変わります。むしろ若い頃より「伸び代が見えやすい」年代です。
私自身、47歳でキックボクシングのチャンピオンを目指しながら、ここまで体を作り直せているのは、筋トレとサプリの「正しい組み立て方」を理解したからです。
この記事では、40代・50代の男性が自宅でできる筋トレメニューと、本当に必要なサプリメントについて詳しく解説します。
なぜ40代以降は筋トレが必要なのか
筋トレは若作りではありません。アンチエイジングそのものです。
筋トレをやるべき理由はシンプルです。筋肉量が落ちると、体力・気力・自信まで一気に落ちるからです。
40代以降の男性が老けて見えるのは「年齢」ではなく「筋肉の減少」が原因です。30代以降、何もしなければ筋肉は年に約1%ずつ減少していきます。10年で10%、20年で20%です。
筋トレは、老化のスピードを止めるだけでなく、逆行させることができる唯一の行動です。
自宅でできる全身トレーニング|週2〜3回で十分
忙しい40代・50代の男性に、細かい部位分けは必要ありません。効率を最優先に考えましょう。
週2〜3回の全身トレーニングで、体型は確実に変わります。以下の種目を淡々と回すだけで十分です。
① スクワット|下半身の王様
下半身には全身の筋肉の約70%が集中しています。スクワットを行うことで、代謝アップと体幹強化を同時に実現できます。
やり方:足を肩幅に開き、背筋を伸ばしたまま、お尻を後ろに引くように腰を落とします。太ももが床と平行になるまで下げ、ゆっくり戻します。
目安:15〜20回 × 3セット
慣れてきたらダンベルやペットボトルを持って負荷を上げましょう。
② 腕立て伏せ(プッシュアップ)|上半身の基本
胸・肩・腕・体幹をまとめて鍛えられる、最も効率の良い上半身トレーニングです。
やり方:手を肩幅より少し広めに置き、体を一直線に保ちながら胸を床に近づけ、押し上げます。
目安:10〜15回 × 3セット
きつい場合は膝をついた状態から始めても構いません。大切なのは正しいフォームで継続することです。
③ ブルガリアンスクワット|下半身の追い込み
片足ずつ行うことで、通常のスクワットより強い負荷をかけられます。お尻と太ももに効果的です。
やり方:椅子やソファに片足の甲を乗せ、前足でスクワットの動作を行います。
目安:左右各10回 × 3セット
④ 懸垂(チンニング)|背中を作る
背中が育つと、姿勢も見た目の印象も大きく変わります。ドア枠に取り付けるタイプの懸垂バー(2,000〜3,000円程度)があれば自宅でも可能です。
やり方:肩幅より少し広めにバーを握り、肩甲骨を寄せながら体を引き上げます。
目安:できる回数 × 3セット
1回もできない場合は、ジャンプして上がり、ゆっくり下りる「ネガティブ懸垂」から始めてください。
懸垂バーがない場合の代替:ダンベルやペットボトルを使った「ワンハンドロウ」で背中を鍛えられます。
⑤ アブローラー(腹筋ローラー)|体幹強化
腹筋を割るというより、体幹全体を強化するトレーニングです。1,000円程度で購入できます。
やり方:膝をついた状態で、ローラーを前に転がし、限界まで伸ばしてから戻します。
目安:10回 × 3セット
最初は壁に向かって行い、壁で止まるようにすると安全です。
⑥ プランク|体幹の土台作り
動きのないトレーニングですが、体幹を安定させる効果は抜群です。腰痛予防にも効果があります。
やり方:肘とつま先で体を支え、頭からかかとまで一直線を保ちます。
目安:30秒〜1分 × 3セット
⑦ ヒップリフト|お尻と腰を強化
デスクワークで弱りがちなお尻の筋肉を鍛えます。腰痛改善にも効果的です。
やり方:仰向けに寝て膝を立て、お尻を天井に向かって持ち上げます。肩から膝まで一直線になったら、2秒キープして下ろします。
目安:15〜20回 × 3セット
自宅トレーニングの週間スケジュール例
週2〜3回、1回30〜40分で十分です。以下は一例です。
【週2回の場合】
月曜・木曜:全種目を1周
【週3回の場合】
月曜:スクワット、ブルガリアンスクワット、ヒップリフト(下半身中心)
水曜:腕立て伏せ、懸垂、プランク(上半身・体幹中心)
金曜:全種目を軽めに1周
必要な道具|最小限の投資で始める
自宅トレーニングに必要な道具は最小限で済みます。
必須
・ヨガマット(床の保護と滑り止め):1,000〜2,000円
・アブローラー:1,000円程度
あると便利
・懸垂バー(ドア枠取り付けタイプ):2,000〜3,000円
・可変式ダンベル:10,000〜20,000円
最初はマットとアブローラーだけで十分です。継続できたら道具を増やしていきましょう。
40代・50代に必要なサプリメント
47歳からでも体が変わる理由は、筋トレ × 食事 × サプリの「掛け算」にあります。
無駄なサプリは必要ありません。効果が実証されているものだけを摂取しています。
① プロテイン|体作りの土台【必須】
食事だけでは、筋肉の合成に必要なタンパク質が絶対に足りません。
効果:筋肉の合成促進、疲労回復、代謝アップ
摂取タイミング:朝食時、トレーニング後、就寝前
目安量:体重1kgあたり1.5〜2gのタンパク質を1日で摂取(体重70kgなら105〜140g)
私はゴールドジムのプロテインを愛用しています。トレーニング後に飲むと格別に美味しく感じます。
② クレアチン|パワーと持久力【推奨】
最も研究データが豊富で、効果が実証されているサプリメントの一つです。
効果:パワー向上、持久力向上、回復スピード上昇
摂取タイミング:毎日5g程度を継続摂取
筋トレの重量が伸びる実感があります。40代以降で「力が落ちた」と感じている方には特におすすめです。
③ EAA(必須アミノ酸)|トレーニング中の燃料【推奨】
吸収が非常に早く、トレーニング中のパフォーマンスを維持します。
効果:筋肉の合成促進、トレーニング中のエネルギー補給、疲労軽減
摂取タイミング:トレーニング中に水に溶かして飲む
長時間動き続けてもバテにくくなる実感があります。
④ HMB|筋肉の分解を防ぐ【推奨】
筋肉の分解を抑制し、回復を促進します。
効果:筋分解の抑制、回復促進、筋肉痛の軽減
摂取タイミング:トレーニング後
「筋肉痛が出にくくなる」という実感が強いサプリです。年齢が上がるほど効果を感じやすいです。
⑤ マルチビタミン・ミネラル|基礎栄養素の補完【推奨】
40代以降は代謝が落ち、栄養素の吸収効率も下がります。食事だけでは不足しがちな栄養素を補います。
効果:免疫機能の維持、疲労回復、代謝サポート
摂取タイミング:朝食後
⑥ オメガ3(EPA・DHA)|関節と血管の健康【推奨】
青魚に含まれる良質な脂質です。抗炎症作用があり、関節の健康を維持します。
効果:関節の炎症抑制、血液サラサラ効果、脳機能のサポート
摂取タイミング:食事と一緒に
40代以降は関節に負担がかかりやすくなります。トレーニングを長く続けるためにも、関節ケアは重要です。
⑦ ビタミンD|骨と免疫の守り【推奨】
日光を浴びることで体内で生成されますが、現代人は不足しがちです。
効果:骨の健康維持、免疫機能の向上、筋力維持
摂取タイミング:朝食後
特にデスクワーク中心の方、日光を浴びる機会が少ない方は積極的に摂取してください。
サプリメントの優先順位
全てを一度に始める必要はありません。優先順位をつけて、段階的に取り入れてください。
【最優先】まずはこれから
・プロテイン
【次のステップ】効果を実感しやすい
・クレアチン
・マルチビタミン・ミネラル
【余裕があれば】さらに効果を高める
・EAA
・HMB
・オメガ3
・ビタミンD
私の実際のサプリルーティン
参考までに、私が毎日摂取しているサプリメントをお伝えします。
【朝】プロテイン、マルチビタミン、ビタミンD、オメガ3
【トレーニング中】EAA(水に溶かして)
【トレーニング後】プロテイン、クレアチン、HMB
【就寝前】プロテイン
粉末タイプをシェイカーで混ぜて飲むのが効率的です。
40代・50代の筋トレで最も大切なこと|休む勇気
若い頃と同じ感覚で追い込むと、普通に体を壊します。
40代・50代の男性は「回復力」が結果を左右します。
だからこそ、睡眠、栄養、ストレッチ、水分補給。これら全てがトレーニングの一部だと考えてください。
筋肉は休んでいる日に成長します。40代以降は「攻める日」より「回復の日」が大事です。
今日から始めるならこれだけでOK
迷う必要はありません。最短で変わりたいなら、以下だけ実行してください。
① 毎日の水2リットル
体の動きが最も早く変わります。
② プロテインを始める
まずはこれだけで十分です。
③ 週2回の自宅トレーニング
スクワット、腕立て伏せ、プランク。この3つから始めましょう。
この記事のまとめ
私は今、キックボクシングでチャンピオンを目指していますが、体が本当に変わったのは40代後半に入ってからです。
理由はひとつ。「正しい筋トレとサプリの組み合わせ」を知ったからです。
自宅トレーニング:スクワット、腕立て伏せ、懸垂、アブローラー、プランク、ヒップリフト。週2〜3回で十分。
サプリメント:プロテイン(必須)、クレアチン、EAA、HMB、マルチビタミン、オメガ3、ビタミンD。
最も大切なこと:休む勇気。回復がトレーニングの一部。
やれば必ず変わります。年齢はただの数字です。身体が変われば、人生そのものが変わります。

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