なぜ転売は不安定で、卸・メーカー仕入れは積み上がるのか?

「今月も頑張って稼いだのに、来月はまたゼロからスタート…」

もしあなたが転売でこんな不安を感じているなら、それは決してあなたの努力不足ではありません。

転売というビジネスモデルそのものに、構造的な問題があるのです。


転売と上流物販の決定的な違い

まず、多くの人が混同している「転売」と「上流物販」の違いを明確にしましょう。

転売とは

小売店(家電量販店、ドラッグストアなど)や一般消費者(メルカリ、ヤフオクなど)から商品を購入し、Amazonなどで販売して差額を得るビジネスモデルです。

特徴:

  • 商品は既に「小売価格」になっている
  • 一点もの、または少量の仕入れ
  • 利益商品を常に探し続ける必要がある
  • 正規の商流ではないため、メーカー保証対象外

上流物販とは

メーカー、販売代理店、卸売業者といった「上流」から商品を仕入れ、ネットや実店舗で販売するビジネスモデルです。

特徴:

  • 商品を「卸値」で仕入れられる
  • 継続的に同じ商品を仕入れられる
  • 正規の商流なので、メーカー保証あり
  • プラットフォームの規制対象外

なぜ転売は「積み上がらない」のか

転売で月商100万円稼いでいても、なぜか不安が消えない理由。
それは、転売が「作業」であって「仕組み」ではないからです。

理由①:利益商品を探し続けなければならない

転売の場合、今月利益が出た商品が、来月も同じように仕入れられる保証はありません。

  • 店舗の在庫がなくなれば終わり
  • セール品を仕入れても次はない
  • 価格差が消えたら、また別の商品を探す

つまり、毎月ゼロからリサーチをやり直す必要があるのです。

理由②:規制のリスクが常につきまとう

小売店から仕入れた商品は、厳密には「新品」ではありません。

なぜなら、メーカーが認めた正規の商流ではないからです。

  • Amazon出品規制に引っかかる
  • 真贋調査でアカウント停止
  • メーカー保証が効かない

これらのリスクを抱えながら、常に怯えて販売を続ける…
それが転売の現実です。

理由③:社会的信用が得られない

家族や友人に「何の仕事してるの?」と聞かれた時、
胸を張って「転売です」と言えますか?

また、銀行融資や賃貸契約の際、
「小売店から仕入れてネットで売っています」と説明して、
信用してもらえるでしょうか?

世間から見た転売のイメージは、残念ながら「グレーな稼ぎ方」です。


なぜ上流物販は「積み上がる」のか

一方、上流物販は転売とは真逆の構造を持っています。

理由①:安定した仕入れ先を確保できる

メーカーや代理店と契約を結べば、
同じ商品を継続的に仕入れることができます。

  • 利益が出る商品を「縦積み」できる
  • 毎月ゼロからリサーチする必要がない
  • 実績を積めば、掛け率も下がっていく

つまり、やればやるほど楽になり、利益率も上がるのです。

理由②:規制の対象外になる

正規の商流から仕入れた商品は、
Amazonの出品規制や真贋調査の対象外です。

  • メーカーからの請求書があるので証明できる
  • アカウント停止のリスクがない
  • 堂々と「新品」として販売できる

規制に怯える必要がなくなるだけで、
どれだけ精神的に楽になるか想像してみてください。

理由③:社会的信用が得られる

「Panasonic株式会社と取引しています」
「〇〇メーカーの正規代理店です」

このように言えたら、どうでしょうか?

  • 銀行融資も通りやすくなる
  • 賃貸契約の審査も問題ない
  • 家族や友人に胸を張って話せる

同じ物販でも、「立ち位置」が違うだけで、信用度が全く変わるのです。


Amazon出品規制が起こる本当の理由

ここで、多くの転売実践者が苦しんでいる
「Amazon出品規制」について解説します。

なぜAmazonは、メーカー出品規制を導入したのか?

理由①:価格相場の維持

Amazonで相乗り出品される商品の場合、
販売者間で価格競争が起こります。

  • 在庫を早く売りたいから、どんどん値下げ
  • 価格自動調整ツールで、さらに加速
  • 結果、商品価値が暴落

メーカーからすれば、これは大問題です。
商品のブランド価値が下がり、長期的に販売できなくなるからです。

理由②:メーカー保証の問題

正規ルートで販売された商品には、メーカー保証がつきます。
しかし、小売店から仕入れた商品は、保証対象外です。

つまり、転売で「新品」として販売されている商品は、
本来は「ほぼ新品(中古)」として扱われるべきなのです。

Amazonとメーカーは、この状況を正すために出品規制を導入しました。


なぜ上流に行く人だけが生き残るのか

ここまで読んで、あなたはこう思ったかもしれません。

「でも、転売で月商100万円稼げているし、今はまだ大丈夫」

確かに、今は稼げているかもしれません。
でも、3年後、5年後、10年後はどうでしょうか?

  • 出品規制はどんどん厳しくなる
  • 真贋調査も頻繁に行われる
  • ライバルは増え続ける
  • 利益商品はどんどん見つからなくなる

転売は、「時間が経つほど厳しくなるビジネス」です。

一方、上流物販は、「時間が経つほど楽になるビジネス」です。

  • 実績を積めば、掛け率が下がる
  • 信頼関係ができれば、掛け取引も可能
  • 代理店契約で、さらに収益が拡大
  • ODM・OEMで自社ブランドも展開できる

同じ努力をするなら、
どちらに投資すべきか、答えは明確です。


「仕入れ先」がビジネスの寿命を決める

物販ビジネスにおいて、最も重要なのは「何を売るか」ではありません。

「どこから仕入れるか」です。

なぜなら、仕入れ先が、

  • 価格競争力
  • 継続性
  • 規制リスク
  • 社会的信用

これら全てを決めるからです。

小売店から仕入れている限り、
あなたは常に「下流」にいます。

でも、メーカーや代理店から仕入れれば、
あなたは「上流」に行けるのです。


目次

まとめ

転売は「作業」、上流物販は「仕組み」です。

  • 転売は、やればやるほど消耗する
  • 上流物販は、やればやるほど楽になる

あなたが10年先も物販を続けたいなら、
今、上流に行く準備を始めるべきです。


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