城戸アラタ城戸アラタです。今回はフォロワーゼロの状態から信用を積み重ね、コンテンツを売れるようにするまでの具体的な施策を解説していきます。
「情報発信で稼いでみたいです…」
ある日、木村さん(34歳・会社員)とzoomで話す機会がありました。
木村さんは10年以上サラリーマンを勤め上げてきましたが、思うような昇給もなく危機感を感じて副業を開始。ある商品を仕入れてメルカリで販売し、月に10万円ほど稼いでいました。
そして次のステップとして、情報発信で稼いでみたいということでした。
私は木村さんに提案しました。
「その情報を発信してみたらどうですか?」
「えっ、この情報を知りたい人いますかね?偶然安く買える店を見つけただけなんですよ」
木村さんはそう答えました。
「自分の情報に価値がある」と気づいていない人が多い
私は木村さんに1つ質問しました。
「例えば知らない人に”その商品を教えて欲しい””安く買う方法を教えて欲しい””販売する方法を教えて欲しい”と頼まれたら、いくらなら教えますか?」
木村さんは少し考えてから、「この情報を欲しい人、そんなにいるのかな…」と答えました。
ここが多くの方が陥るポイントです。
自分がその情報を持っているからこそ、価値を感じにくくなっているのです。
しかし、知らない人からしてみれば、
- 需要のある商品の情報
- 商品を安く買う方法
- 商品を販売するコツ
これらは喉から手が出るほど欲しい情報です。月に10万円も稼げるのですから、1万円でも十分に売れる価値があります。
実際にBrainやココナラを見てみると、さまざまな物販ノウハウが販売されています。木村さん自身もBrainで教材を購入した経験がありましたが、改めて見てみると、本当に多くの情報が売られていることに気づきました。



誰も知らない情報だけが売れるわけではありません。今は情報が多すぎる時代です。古い情報から間違った情報まで溢れかえっている中で、情報を精査してまとめてあるだけでも十分な価値があるのです。
でも、今のままでは売れない|「信用」という壁
ここからが重要です。
木村さんが持っている情報には価値があります。しかし、今の木村さんのままでは売れません。
なぜか。それは木村さんに「信用」がないからです。
誤解しないでください。私は木村さんを信用していますし、物販で実際に稼いでいることも知っています。
でもそれは、私が木村さんを知っているからです。
木村さんを全く知らない第三者は、木村さんが需要のある商品の情報を持っていること、安く買う方法を知っていること、販売のコツを知っていること、これらを全く知りません。
そんな状態で「教えます」と言っても、買ってくれるわけがないのです。
では「副業で月に10万円稼いでいます!」と伝えれば信用されるのか。そんなわけないですよね。普通の人はそんなにすぐ人を信用しません。
つまり、「情報」に「信用」という付加価値を加える必要があるのです。
その信用をどうやって積み重ねるのか。ここからが本題です。
フォロワーゼロから信用を積み重ねる具体的な施策
私自身、Twitter(X)で物販の情報発信を開始した時は、物販関連のフォロワーはほぼゼロの状態でした。
そこからまずやったのは、Twitter(X)上で自分の存在を認知してもらうことです。
フォロワーが少ない状態で発信しても、誰も見てくれません。まずは存在を知ってもらい、発信を見てもらい、興味を持ってもらえる人を増やしていく必要があります。
施策①:フォローマーケティング
最初にやったのはフォローマーケティングです。
あなたの発信に興味を持ってもらえそうな人をフォローして、あなたの存在に気づいてもらう方法です。
ここで重要なのは、「誰に存在を知ってもらうべきか」を明確にすることです。事前に決めた「ターゲット」に向けてアプローチします。
具体的にフォローすべき相手は、
- 同属性の発信者のフォロワー:そのジャンルについて学びたいと思っている人たちです
- 同属性の発信者のプレゼント企画に参加している人:ノウハウを積極的に求めている、より濃い見込み客です
このような人をフォローしていくと、自分のノウハウやコンテンツにも興味を持ってくれる可能性が高まります。



注意点として、一気にフォローしすぎるとアカウント凍結のリスクがあります。1日50フォローを上限にしてください。私はフォロワー300人くらいまではこれを繰り返していました。
フォローすると相手に通知が届きます。その通知であなたの存在に気づいてもらえます。
ここでプロフィールや最新のツイートが有益だと感じてもらえれば、興味を持ってフォローを返してくれます。
ですので、プロフィールは時間をかけてしっかりと構築してください。最新ツイートは、いいねが多くついた有益ツイートをリツイートしたり、固定ツイートに設定してTOPに表示されるようにしておくのが効果的です。
施策②:リプライで絡む
もう1つの方法が、同属性のフォロワー数の多い人に対してリプライで絡んで認知してもらうことです。
相手があなたのツイートにいいねやリプをつけてくれると、相手のフォロワーのタイムラインにあなたのツイートが表示される可能性が生まれます。
正直に言うと、私自身は絡むのがあまり得意ではなく、この施策はほとんどやっていません。
その代わり、私は「ターゲットのメリットになる機能ツイートをすること」を徹底的に繰り返しました。フォロワーの少ない段階では、これを必ず守るべきです。ターゲットとの信頼関係を着実に構築することができます。
信頼関係を構築する「機能的価値」の発信
前提として、基本的に人はモノを買いません。
ここから信頼関係を構築できれば購買してもらえるようになります。つまり、購買までの流れをせき止めている「ストレス」を取り除くことで、一気に購買へとなだれ込ませることができるのです。
その「ストレス」を取り除くために必要なのは、
- 興味を持ってもらうこと
- 不安を払拭すること
この2つです。発信の8割は機能的価値の発信をしていくようにしましょう。
ポイント①:既視感のない情報を発信する
「またどこかで見たような情報だな」と思われてしまうと、フォローする理由がなくなります。
自分の考えや経験を添えて、自分だけのツイートにすることで差別化ができます。
Twitter(X)上には有益なノウハウが溢れています。情報だけでは差がつきません。有益な情報にあなたの考え方や経験をミックスすることで、印象に残る発信になります。
ポイント②:現在進行形のリアルな情報を発信する
過去に有益だった情報ではなく、現在進行形のリアルな情報を発信することを意識してください。
ライブ感のあるツイートが効果的です。Botで回しているのではなく、生きた人が実践していて、現在進行形で動いていることが伝わるようにしましょう。
物販の情報発信であれば、利益商品の紹介がわかりやすいです。商品名と仕入れ値、販売価格、利益額など、しっかりと数値を入れると具体的で説得力が増します。
さらに、紹介する商品はフォロワーさんが認知している身近なものだとより効果的です。「えっ、これがそんなに利益出るの?」と思ってもらえるのがベストです。全く知らない商品だと相場感もわからず、興味すら持ってもらえません。
ポイント③:実際に行動してもらう
「○○するだけ」と、超簡単な行動を具体的に促すことが大切です。
私はフォロワーさんに実際に稼いでもらうことを意識して発信していました。信用してもらうには、実際に収益を出してもらうのが一番だと思っていたからです。
もったいぶってはいけません。最初は少し動けば稼げるようなリアルな情報を、わかりやすく伝えるのです。
動いた結果、成功体験を積ませてくれた発信者に対してフォロワーはファン化し、期待感が高まります。今後の発信も自ら必要性を感じて情報を取りに来てくれるようになります。
物販の場合は、ターゲットに自分の実践しているジャンルの商品を仕入れてもらうことがゴールです。実際に商品を仕入れてもらえるくらいになれば、十分に興味を持ってもらえている証拠です。
ポイント④:リアルな声を紹介する
発信を続けていると、実際に行動したフォロワーさんから連絡が来ることがあります。
その場合はツイートで紹介して、行動したことの素晴らしさを伝えるべきです。他の人が動いていることを見せることで、まだ動いていない人にも「自分もやってみよう」と思ってもらえます。
ノウハウや知識ツイートだけをしている人は、お客さんの声が足りていないことが多いです。
- 「自分の発信を見てこのように成果が出た人がいます」と紹介する
- 質問を受け付けてQ&Aを紹介する
このような発信を意識してみてください。
ポイント⑤:失敗談を紹介する
あえてうまくいっていない時期のことや失敗談を発信することは、ファン化にもつながる一石二鳥の施策です。
「本当に実践している人なんだ」と思ってもらえ、信頼感が増します。
何度も言いますが、しっかりと実践しているそのリアルさが大切です。



質の良い顧客を集める方法は、発信するジャンルに対して経験ベースのコンテンツを貯めていくことです。顧客の質=自分のコンテンツの質です。コンテンツのクオリティを上げるには「経験」が不可欠で、身銭を切ってチャレンジしたリアルタイムの実践話こそが最も人を惹きつけます。
信頼関係を構築する「情緒的価値」の発信
人が価値を感じるポイントは機能的価値だけではありません。価値観は人それぞれですので、いろいろな角度から価値を感じてもらえるようにする必要があります。
人が価値を感じるポイントは5つあると言われています。
5つの価値ポイント
① 人
「こんなすごい人と知り合いだよ」「こんな人と一緒に仕事しているよ」という人脈の価値です。
② 物
「こんなものを持っているよ」という所有物の価値です。ブランド品や高級品がわかりやすい例です。
③ 場所
「こんなところに行ったよ」「こんなところに住んでいるよ」という場所の価値です。
④ 活動
「セミナー講師をしたことがある」「書籍を出版している」「仲間とイベントを開催している」など、活動そのものの価値です。
⑤ 情報
「これだけ稼いだよ」「特別な情報を持っているよ」という情報の価値です。
これら5つのポイントを画像などと合わせてツイートしていくことで、権威性を示すことができます。
注意点として、自分が価値を感じるポイントでの発信が多くなりがちです。しかし、そこに価値を感じる人ばかりではありません。自分がどこに価値を感じるタイプなのかを把握した上で、それ以外のポイントでもしっかりと価値を発信していきましょう。
「なんだかいやらしいな」と感じる方もいるかもしれません。しかし、しっかりと理想の未来を示すことは、フォロワーさんのモチベーションを上げることにつながります。
私自身、物販を始める前は先を行く人から理想の未来を感じさせてもらい、モチベーションが上がりました。だからこそ、理想の未来をしっかり見せて引っ張っていく気持ちで発信しています。



いろいろな価値観を発信できるようになるためには、あなた自身がいろいろなものに興味を持ち、いろいろなことを経験することが大切です。情報発信はあなたのリアル、つまり生き様を発信していくことですから。
あなたの価値を高める2つの施策
ある程度ツイートが溜まってきたら、それをまとめて見られるようにしていきましょう。
Twitter(X)のユーザーは、プロフィールだけを見ていきなりフォローはしません。「ツイートを遡ってどんな発信をしているのか」「有益な人なのか」を確認します。
それをわかりやすくするために、固定ツイートもしくはプロフィールURLに以下の2つを設置します。
① プロフリンク
自分のことに興味を持ってもらい、ファンになってもらえるようなプロフィール記事を作成します。ブログをお持ちならブログ、なければnoteがおすすめです。
基本的なテンプレートはありませんが、パーソナリティを入れ込みながら自分の歴史を時系列に沿って語るイメージです。画像があるとよりリアルに伝わります。
作成したらツイート内にURLを記載し、固定ツイートに設置しておきましょう。
② ツイートをまとめたモーメント
過去の有益ツイートはどうしても埋もれてしまいがちです。せっかくの有益ツイートを、まとめて見られる形にしておきましょう。
noteなどにまとめて、固定ツイートもしくはプロフィールURLに設置するのがおすすめです。
木村さんのその後
木村さんはこれらの施策を実践し、2ヶ月で46万円を稼ぐことができました。
自分を認知してもらい、信用を積み重ねることで、情報は確実に売れるようになります。
まとめ
コンテンツを売るために必要なのは「信用」です。そして信用は、正しい手順で積み重ねることができます。
認知を獲得する施策
- フォローマーケティング(1日50フォロー上限)
- リプライで絡んで認知を広げる
- プロフィールと最新ツイートを整える
機能的価値の発信(8割)
- 既視感のない、自分の経験をミックスした情報
- 現在進行形のリアルな情報
- 実際に行動してもらえるような具体的な情報
- お客さんのリアルな声
- 失敗談で信頼感を高める
情緒的価値の発信(2割)
- 5つの価値ポイント(人・物・場所・活動・情報)を意識
- 自分が感じるポイントだけでなく、多角的に発信
- 理想の未来を見せてモチベーションを上げる
価値を高める施策
- プロフリンク(プロフィール記事)の作成
- 有益ツイートをまとめたモーメントの設置
情報発信は、あなたのリアルな経験そのものが最大の武器になります。
フォロワーゼロからでも、正しい手順を踏めば信用は必ず積み重なります。
城戸アラタ
Parallel Life Method


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