私はまだ、終わっていません
城戸アラタです。現在47歳。
若さはありません。体力も全盛期とは比較になりません。回復には時間がかかりますし、怪我も治りにくくなりました。
それでも私は今、キックボクシングで、とある団体のバンタム級チャンピオンを本気で取りにいくと決めました。
その理由は、ただ一つです。
城戸アラタまだ強くなれると分かったからです。
43歳で破産した私が、なぜ今「戦える」のか
自己破産したあの日、私の人生は一度すべて終わりました。
家族にこの事実を伝えることができるだろうか。子どもに恥をかかせることになるのではないか。自分の存在価値が完全に失われたのではないか——そんな思いに苛まれました。
しかし、逃げずに、ありのままを家族に伝えることを選びました。
そこから私の再起が始まりました。睡眠、外見、筋トレ、副業、本業、生活環境——人生を「複線化」し、一つずつ丁寧に整えていきました。
そして、ある時気づいたのです。
土台が整えば、人は何歳でも再び戦いに戻れる。
47歳でリングに戻った私は、若い頃よりも冷静で、強く、粘り強くなっています。これは、パラレルライフメソッドで人生を複線化してきた結果です。
なぜ、私は戦うのか:4つの理由
このキックボクシング挑戦には、明確な理由があります。
理由①:自分の人生に再び火をつけるため
破産後、生活は安定し、収入源も複数構築できました。しかし、安定だけでは、人生に本当の輝きは戻りません。自分自身に火をつける挑戦が必要だったのです。
理由②:子どもに「大人は何回でも立て直せる」と示すため
破産という最悪の経験を経て、そこから立ち上がり、今度はリングに立つ。この姿を通じて、大人は何度でも挑戦できるということを、子どもたちに背中で示したいと考えています。
理由③:47歳でもまだやれるということを証明するため
年齢を言い訳にすることは簡単です。しかし、年齢で弱くなるのではなく、行動をやめた時に弱くなる——この信念を、自分自身の体で証明したいのです。
理由④:パラレルライフメソッドの「象徴」となるため
複数の収入源を作り、健康を整え、生活を最適化した結果、47歳でも本気の挑戦ができる——これは、パラレルライフメソッドが正しかったことの証明です。
キックボクシングは、単なる趣味ではありません。これは、私の生き方そのものです。
現在の私のレベル・課題・状態
まず、現状を正直にお伝えします。
基本データ
- 現在の体重:56kg(破産時は73kgでしたが、少しずつ減量してきました)
- 強み:スピード、ローキック
- 弱点:プレッシャーをかけられた時の対処
- 全体的な課題:手数、コンビネーション、試合全体の組み立て
技術面での具体的なテーマ
チャンピオンを目指すために、現在以下の技術テーマに取り組んでいます:
- ジャブの質の向上:威力と精度の両立
- 自分の距離の作り方:有利な間合いを維持する技術
- 前足の精度:フロントキックの使い分け
- プレスされた時の捌き:圧力をかけられた時の対処法
- 接近戦の反復練習:至近距離での攻防の習得
これらの技術を確立することが、最初の目標です。
なぜ、練習内容を公開するのか
私はストイックな人間でも、天才でもありません。ごく普通の47歳の男性です。
だからこそ、普通の人間が本気で取り組めば、ここまで強くなれるという証明になると考えています。
この連載では、以下のすべてを包み隠さず記録していきます:
- 日々の練習メニューと内容
- 練習での気づきと発見
- 技術的な成長の過程
- 反省点と改善策
- 体の変化(体重、筋肉、疲労など)
- 心の揺れ(不安、緊張、モチベーション)
- リングに立つまでの全過程
すべてを、ここに残していきます。
始めるために必要な道具
キックボクシングを始める際に必要なギアは、実はそれほど多くありません。最低限、以下の2つがあれば始められます。
① バンテージ
手首と拳を保護するために巻く布です。グローブの下に巻くことで、パンチの衝撃から手首の関節を守ります。
私はthree armsのボクシングバンテージを使っています。伸縮性があって巻きやすく、初心者でも扱いやすいです。長さは4.5mのものを選べば、手首までしっかりカバーできます。
バンテージなしでサンドバッグを叩くのは絶対にやめてください。40代の手首は一度痛めると回復に数ヶ月かかります。私も最初は「面倒だな」と思いましたが、怪我をしてからでは遅いです。
② グローブ
ジムで貸し出しがある場合もありますが、衛生面を考えると自分のグローブを持つことをおすすめします。他人の汗が染み込んだグローブを使い続けるのは、正直キツいです。
サイズの選び方:
- 初心者は12〜14オンスが適切
- 軽すぎると拳への衝撃が大きく、重すぎると腕が疲れてフォームが崩れる
- スパーリングをするなら16オンスが必要になることも
最初から高価なグローブを買う必要はありません。まずは続けることが大事です。続いたら、自分の手に合ったグローブにアップグレードしてください。
その他(あると便利なもの)
- マウスピース:スパーリングをするなら必須。歯を守るため
- レガース(すね当て):スパーリング時にすねを保護
- ファールカップ:スパーリング時に急所を保護
ただし、これらは最初から必要ではありません。ジムに通い始めて、スパーリングをするようになってから揃えれば十分です。
初期投資の目安
- バンテージ:約1,500〜2,000円
- グローブ(初心者向け):約5,000〜10,000円
- 合計:約7,000〜12,000円
この金額で始められます。高い道具を揃えることより、まずジムに行くことが最優先です。道具は続けながらアップグレードしていけばいい。
今後の連載で取り上げるテーマ
次回以降の連載では、以下のようなテーマを深く掘り下げていきます:
- 現在の練習メニューの詳細:どんな練習をどのように行っているか
- 苦手な局面の克服プロセス:弱点とどう向き合うか
- 体重管理と減量の実際:47歳の体重コントロール
- メンタルの波への対処:モチベーションの維持方法
- スパーリングの反省と学び:実戦から得る気づき
- フィジカルの強化方法:47歳に適した体力トレーニング
- 試合が決まるまでの流れ:対戦相手の決定プロセス
- 大人だからこそ必要な戦い方:若者とは異なる戦略
挑戦において大切なのは、結果よりも過程です。特に大人の挑戦は、その過程そのものに価値があります。
最後に——47歳だからこそ強くなれる
47歳でも戦えます。47歳からでも強くなれます。
いや、より正確に言えば——
47歳だからこそ、強くなれる。
若い頃にはなかった冷静さ、経験、忍耐力——これらすべてが、今の私の武器です。
これが、私の挑戦の始まりです。
この連載を通じて、同じように年齢を理由に何かを諦めかけている方、人生の困難に直面している方に、少しでも勇気を与えられれば幸いです。



まだ強くなれる。大人の男性は、ここからが本番です。一緒に、この挑戦を見届けてください。
城戸アラタ
Parallel Life Method









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