城戸アラタです。
先日、アマチュアの試合に出場しました。

結果は敗戦。
効かされたわけではありません。しかし、ポイントを取られて負けました。
試合後に振り返って、はっきりと分かったことがあります。
勝敗を分けたのは技術ではなく、「足の位置」だった。
開始15秒で左ミドルをもらい、流れを持っていかれた
試合開始直後、相手はサウスポー。
開始してすぐに、左ミドルキックをもらいました。それも1回ではなく、複数回。
効いたわけではありません。しかし、ポイントを取られ、焦りが生まれました。
なぜ、同じ攻撃を何度ももらったのか。
理由はシンプルでした。
城戸アラタ自分の足の位置が悪かったのです。
私は相手の「強い側」に立っていた
サウスポー相手の場合、自分(オーソドックス)は左足を相手の右足の外側に置く必要があります。
しかし試合中の私は、左足が内側に入っていました。
悪い位置にいるとどうなるか
この位置にいると、以下の状況に陥ります:
- 相手の左ミドルが最短距離で当たる
サウスポーの左ミドルキックは強力な武器です。それが最も入りやすい位置に自分が立っていました。 - 相手の左ストレートも通りやすい
キックだけでなく、パンチも同様です。相手の得意な攻撃が全て通りやすくなります。 - 自分の攻撃は届きにくい
逆に、こちらの攻撃は不利な角度からになるため、効果的に当てることが難しくなります。
完全に不利な位置です。
つまり私は、自分から当たりに行っていたのと同じ状態でした。
強い選手は、攻撃の前に「位置」で勝っている
試合後、冷静に振り返って気づきました。
強い選手は、いきなり攻撃しません。
まず、有利な位置を取ります。
有利な位置に立てば、すべてが変わる
有利な位置に立てば、以下のことが起きます:
- 攻撃は当たりやすくなる
自分の得意な攻撃が最短距離で入ります。 - 相手の攻撃は当たりにくくなる
相手は不利な角度から攻めることになります。
つまり、戦う前に勝負の半分が決まっているのです。



今回の試合で、技術以前の問題を痛感しました。どれだけ良いパンチやキックを持っていても、立ち位置が悪ければすべてが台無しになる。これは格闘技の本質だと思います。
正しい足の位置——オーソドックス vs サウスポー
今後の試合に向けて、足の位置の基本を明確にします。
サウスポー相手の場合
基本原則:
自分の左足を、相手の右足の外側に置く。
理由:
- この位置から、自分の右ストレートが最短距離で入る
- 相手のパワーハンド(左ストレート)を遠ざけられる
- 相手の左ミドルキックが当たりにくくなる
オーソドックス同士の場合
基本原則:
自分の左足を、相手の左足の外側に置く。
理由:
- この位置から、自分の右ストレートが入りやすい
- 相手の右ストレートを遠ざけられる
- 角度を作って攻撃できる
足の位置が悪いと、すべてが裏目に出る
今回の試合を振り返って、足の位置の重要性を痛感しました。
起きたこと:
- 左ミドルを何度ももらった
足の位置が悪いため、避けることができませんでした。 - 焦りが生まれた
同じ攻撃をもらい続けることで、メンタルにも影響が出ました。 - 自分の攻撃が入らない
不利な角度から攻めることになり、効果的な攻撃ができませんでした。
どれだけ練習しても、立ち位置が悪ければ技術は活きません。
これは年齢を重ねた選手ほど重要になる
47歳になると、若い頃のように以下のもので勝負するのは難しくなります:
- スピード
- パワー
- 反射神経
だからこそ重要なのが、位置取りです。
正しい位置に立てば、47歳でも勝てる
正しい位置に立てば:
- 無理に打ち合う必要はありません
体力勝負を避けられます。 - 安全に攻撃できます
有利な角度から攻められます。 - 安全に勝つことができます
被弾を減らしながら、効果的にポイントを取れます。
年齢を重ねた選手ほど、位置取りの価値が大きくなります。
今後、最も意識すること
今回の試合で、明確な課題が見つかりました。
それは、攻撃の前に、必ず足の位置を確認すること。
次の試合に向けた具体的な取り組み
練習での意識改革:
- シャドーボクシングで足の位置を確認
オーソドックス同士とサウスポー相手、両方のパターンを練習 - スパーリング前に足の位置を必ず確認
相手のスタンスを見て、正しい位置を取る習慣をつける - 攻撃より先に位置を取る意識
「攻撃したい」という気持ちを抑えて、まず位置を確認する
試合での意識:
- オーソドックス同士なら左外側
- サウスポー相手なら左外側(相手の右足の外)
この基本を徹底するだけで、試合の流れは大きく変わります。
足の位置を変えるための3つの方法
試合中、足の位置が悪くなった時の対処法も明確にしておきます。
方法①:ステップで位置を調整
やり方:
左足を外側に踏み出す、または右足を引いて角度を変える。
タイミング:
相手が攻撃してきた時、ディフェンスしながら位置を調整します。
方法②:ジャブで位置を作る
やり方:
ジャブを打ちながら、足の位置を外側に移動させる。
効果:
ジャブで相手の注意を上に向けさせながら、足元で位置を調整できます。
方法③:前蹴りで距離とリセット
やり方:
前蹴りで相手を押し戻し、距離をリセットしてから正しい位置を取り直す。
効果:
不利な位置から一度離れて、仕切り直すことができます。
負けは、最高の教材になる
負けたこと自体は悔しいです。
しかし、この学びは次の試合に必ず活きます。
今回の試合で得た最大の収穫:
- 技術以前に、位置取りが重要
- 47歳ならではの戦い方は、位置で勝つこと
- 攻撃より先に、有利な位置を取る
これらは、若い頃には見えなかった本質です。
47歳でも、まだ成長できます。
むしろ、年齢を重ねた今の方が、本質が見えてきていると感じています。
本日の一言
技術は武器。しかし位置取りは、その武器を使える場所を決める。
最後に——これからも挑戦し続ける
今回の敗戦は、私にとって貴重な学びの機会でした。
足の位置という、技術以前の本質的な問題を発見できたことは、大きな前進です。
これからも、試合に挑戦し続けます。そして、実戦で学んだことを共有していきます。



今回の敗戦から、最も重要な学びを得ました。勝敗を分けたのは技術ではなく「足の位置」。サウスポー相手に左足が内側に入っていたため、相手の左ミドルが最短距離で当たり続けました。強い選手は攻撃の前に有利な位置を取る——これが格闘技の本質です。47歳だからこそ、位置取りで勝負する。次の試合では、攻撃より先に必ず足の位置を確認します。
城戸アラタ
Parallel Life Method










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