城戸アラタです。
前回の記事で、アマチュアの試合で敗戦したことをお伝えしました。
敗因は「足の位置」。サウスポー相手に左足が内側に入っていたため、相手の左ミドルが最短距離で当たり続けました。
この反省を踏まえて、練習ルーティンを根本から見直しました。
今回は、その具体的な内容を公開します。
今までの練習の問題点
試合を振り返って気づいたことがあります。
今までの自主練習は、攻撃ばかりだった。
パンチを打つ、キックを蹴る。それ自体は悪くありません。
しかし、以下の視点が完全に抜けていました:
- 攻撃した後、どこに移動するか
- 相手の攻撃をどうディフェンスするか
- ディフェンスした後、どう反撃するか
攻撃して、そのまま同じ位置に立っている。
これでは、相手に簡単に狙われます。
城戸アラタ試合で負けて初めて気づきました。攻撃の練習だけでは、試合では勝てない。
新しい練習ルーティンの考え方
新しい練習ルーティンでは、以下の2点を徹底します。
① すべての攻撃に「左へ移動」を組み込む
前回の記事で書いた通り、オーソドックスは左足を外側に置くことで有利な位置を取れます。
これを頭で理解しているだけでは、試合では使えません。
体が勝手に動くレベルまで染み込ませる必要があります。
だから、すべての攻撃の後に「左へ移動」を入れます。
② ディフェンスと反撃をセットで練習する
今までの練習は「打つ」「蹴る」だけでした。
しかし試合では、相手も攻撃してきます。
ディフェンス(カット動作)を入れて、そこから反撃する。
この流れを練習に組み込みます。
新しい練習ルーティン|シャドー編
まずはシャドーボクシングの内容です。
すべての動きの後に「左へ移動」を入れます。
パンチ系
・ジャブ → 左へ移動
・ワンツー → 左へ移動
・ジャブ・フック → 左へ移動
・ワンツー・フック → 左へ移動
・ジャブ・アッパー → 左へ移動
・ワンツー・アッパー → 左へ移動
・フック → 左へ移動
キック系
・右ミドル → 左へ移動
・左ミドル → 左へ移動
ディフェンス+反撃
・右ミドル → カット動作 → 右ロー返し
・左ミドル → カット動作 → 右ロー返し
前蹴りからのコンビネーション
・前蹴り → ワンツー
・前蹴り → 右ロー



ポイントは「左へ移動」を必ずセットにすること。これで有利な位置を取る動きが自動化されます。
新しい練習ルーティン|サンドバッグ編
ミット打ちの後に行うサンドバッグ練習です。
シャドーで覚えた動きを、実際に当てて体に染み込ませます。
基礎練習(回数固定)
・膝蹴り 左右100回
・右ミドル連打 50回
・左ミドル連打 50回
・右膝 20回
・左膝 20回
・左前蹴り 50回
・右前蹴り 50回
ディフェンス+反撃(新規追加)
・右ミドル → カット → 右ロー(20回)
・左ミドル → カット → 右ロー(20回)
前蹴りからのコンビネーション(新規追加)
・前蹴り → ワンツー(左右20回)
・前蹴り → 右ロー(左右20回)
・前蹴り → 膝(左右20回)
試合強度ラウンド(3ラウンド × 各1分)
・1R:パンチのみ
・2R:パンチ+ミドル
・3R:自由(全力80〜90%)
目的:試合と同じ強度で動く感覚を養う
仕上げ
・腹筋
今回のルーティン変更で意識していること
① 攻撃と移動をセットにする
今までは「攻撃して終わり」でした。
これからは「攻撃して、有利な位置に移動する」までがワンセットです。
攻撃 → 左へ移動。この流れを体に染み込ませます。
② ディフェンスから反撃の流れを作る
今までの練習は「打つ」「蹴る」だけでした。
しかし試合では、相手の攻撃をディフェンスしてから反撃する場面が必ずあります。
ミドルキックをカットして、すぐにローキックで返す。
この「カット → 反撃」の流れを練習に入れました。
③ 前蹴りを起点にしたコンビネーション
前蹴りは距離を作る武器です。
前蹴りで相手を押してから、パンチやローキックに繋げる。
この流れを練習することで、距離をコントロールしながら攻撃する感覚を養います。
47歳だからこそ、練習の質を上げる
若い頃は、量で勝負できました。
しかし47歳になると、回復に時間がかかります。無理をすれば怪我のリスクも高まります。
だからこそ、練習の「質」を上げることが重要です。
ただ打つ、ただ蹴るのではなく:
- 攻撃した後、どこに移動するか
- 相手の攻撃をどうディフェンスするか
- ディフェンスした後、どう反撃するか
これらを意識して練習することで、同じ時間でも得られるものが変わります。
このルーティンで変わること
この練習を続けることで、以下の変化を期待しています。
① 有利な位置を取る動きが自動化される
「左へ移動」が体に染み込めば、試合中も無意識に有利な位置を取れるようになります。
② 被弾が減る
ディフェンス練習を入れることで、相手の攻撃に対応できるようになります。
③ 反撃の精度が上がる
カットからの反撃を練習することで、試合でも自然に反撃できるようになります。
④ 距離のコントロールができるようになる
前蹴りを起点にしたコンビネーションで、自分の有利な距離で戦えるようになります。
まとめ|敗戦を次に活かす
前回の試合で負けたことは悔しいです。
しかし、その敗戦から明確な課題が見つかりました。
課題:
- 足の位置(左へ移動)が体に染み込んでいなかった
- ディフェンスの練習が足りていなかった
- 攻撃ばかりで、反撃の練習をしていなかった
対策:
- すべての攻撃に「左へ移動」を組み込む
- カット動作 → 反撃の流れを練習に入れる
- 前蹴りからのコンビネーションを練習する
この練習を続けて、次の試合では必ず結果を出します。



負けから学び、練習を変える。47歳でも、まだ成長できます。次の試合に向けて、このルーティンを続けていきます。
城戸アラタ
Parallel Life Method










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