城戸アラタです。
前回の記事で、敗戦を機に練習ルーティンを見直したことをお伝えしました。
すべての動きに「左へ移動」を組み込み、ディフェンスと反撃をセットで練習する。この方針は変わりません。
今回は、さらに一歩踏み込みます。
パンチではなく、蹴りで圧倒する選手になる。
そのために追加した練習メニューを公開します。
なぜ「蹴り」に特化するのか
47歳になると、若い選手とパンチの打ち合いで勝つのは難しくなります。
スピード、反射神経、回復力。どれも若い頃には敵いません。
しかし、蹴りは違います。
- リーチで勝負できる
脚の長さは変わらない。距離を取って蹴れば、相手のパンチは届かない。 - ダメージを与えやすい
重いミドルキックは、一発で相手の動きを止められる。 - 経験が活きる
蹴りのタイミング、距離感は、年齢を重ねた方が上手くなる。
47歳の戦い方は、蹴りで圧倒すること。
これが、今の私の結論です。
追加メニュー①|サンドバッグ・キック強化
今までの練習に加えて、以下のキック強化メニューを追加します。
基礎キック(毎日)
・左ミドル 50発
・右ミドル 50発
・左→右ミドル連続 50発
これは準備運動のようなものです。回数をこなして、蹴りの動きを体に染み込ませます。
本気キック(毎日)
ここからが本番です。
① フルパワー左ミドル 50発
毎発、KOするつもりで蹴る。
軽く蹴って回数を稼ぐのではなく、1発1発を全力で。これが試合で効く蹴りを作ります。
② スイッチ → 左ミドル 50発
実戦で最も使う形です。
スイッチしてから蹴ることで、相手の予測を外し、威力も増します。この動きを体に染み込ませます。
③ 左ミドル連打 30発(止まらず連続)
30発、止まらずに蹴り続けます。
これは体幹強化が目的です。連続で蹴ることで、体幹が鍛えられ、蹴りの安定感が増します。
城戸アラタポイントは「フルパワー」と「連続」。軽く蹴って満足しない。試合で使える蹴りは、本気で練習しないと身につきません。
追加メニュー②|ディフェンス強化
蹴りで攻撃するためには、相手の攻撃を見切る必要があります。
そこで、ディフェンスの基本を見直しました。
構えの改善
今までの構えを、以下のように修正します。
① 膝をもう少し曲げて、重心を落とす
重心が高いと、相手の攻撃に反応しにくくなります。膝を曲げて重心を落とすことで、どの方向にも素早く動けるようになります。
② 目線は相手の胸あたりを見る
顔を見ると、視野が狭くなります。
胸あたりを見ることで、パンチもキックも視野に入るようになります。これで反応速度が上がります。
この練習で改善されること
① ミドルへの反応
視野が広がることで、相手のキックが見えるようになります。
② 視野の拡大
胸を見る習慣がつくことで、全体を把握できるようになります。
③ カウンターの精度
反応が良くなれば、カウンターのタイミングも合いやすくなります。
現在の練習メニュー(全体像)
ここで、現在の練習メニュー全体を整理します。
シャドー
パンチ系
・ジャブ → 左へ移動
・ワンツー → 左へ移動
・ジャブ・フック → 左へ移動
・ワンツー・フック → 左へ移動
・ジャブ・アッパー → 左へ移動
・ワンツー・アッパー → 左へ移動
・フック → 左へ移動
キック系
・右ミドル → 左へ移動
・左ミドル → 左へ移動
ディフェンス+反撃
・右ミドル → カット動作 → 右ロー返し
・左ミドル → カット動作 → 右ロー返し
前蹴りからのコンビネーション
・前蹴り → ワンツー
・前蹴り → 右ロー
ミット打ち
トレーナーと一緒に
サンドバッグ
【基礎練習】
・左右膝蹴り 100回
・右ミドル連打 50回
・左ミドル連打 50回
・左前蹴り 50回
・右前蹴り 50回
・右膝 20回
・左膝 20回
【ディフェンス+反撃】
・右ミドル → カット → 右ロー(20回)
・左ミドル → カット → 右ロー(20回)
【前蹴りコンビネーション】
・前蹴り → ワンツー(左右20回)
・前蹴り → ミドル(左右20回)
・前蹴り → 右ロー(左右20回)
・前蹴り → 膝(左右20回)
【キック強化】★今回追加
・左ミドル 50発
・右ミドル 50発
・左→右ミドル連続 50発
・フルパワー左ミドル 50発
・スイッチ → 左ミドル 50発
・左ミドル連打 30発(連続)
【試合強度ラウンド】
・1R:パンチのみ
・2R:パンチ+ミドル
・3R:自由(全力80〜90%)
仕上げ
・腹筋
この練習で目指す姿
私が目指しているのは、蹴りで圧倒する選手です。
① 距離を取って、蹴りで削る
相手のパンチが届かない距離から、ミドルキックを当て続ける。
② 相手の攻撃を見切って、カウンター
視野を広げて、相手の攻撃を見切る。そこからカウンターを合わせる。
③ 有利な位置を取り続ける
すべての攻撃の後に左へ移動。常に有利な位置から攻撃する。
パンチの打ち合いには付き合わない。
自分のペースで、蹴りで勝つ。
これが47歳の戦い方です。
まとめ|蹴りとディフェンスを強化する
今回の記事で追加した練習メニューをまとめます。
【キック強化】
- フルパワー左ミドル 50発(毎発KOするつもりで)
- スイッチ → 左ミドル 50発(実戦で最も使う形)
- 左ミドル連打 30発(体幹強化)
【ディフェンス強化】
- 膝を曲げて重心を落とす
- 目線は相手の胸あたりを見て視野を広げる
- リフレックスボールで反応速度を上げる
これを毎日続けます。
次の試合では、蹴りで圧倒して勝ちます。



47歳だからこそ、戦い方を選ぶ。パンチの打ち合いではなく、蹴りで勝つ。そのための練習を積み重ねていきます。
城戸アラタ
Parallel Life Method










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